リニアベアリングの技術仕様
2025/04/11
# 技術情報
リニアベアリングの公差
リニアベアリングの品質は、その寸法精度に大きく左右されます。用途に応じて、高級型と精密型に分類され、寸法表に明記されています。特にクリアランス調整型および開口型は、切削加工前の外径寸法が示されていますので、設計や取付け時には実際の寸法誤差を考慮する必要があります。
リニアベアリングの定格負荷と寿命の計算
リニアベアリングの寿命は、実際の荷重、運動の回数、温度条件、材質の硬さなど多くの要素に影響されます。以下の計算式を用いることで、製品の耐久性を予測でき、メンテナンスや交換時期の計画を立てるのに役立ちます。
リニアベアリングの基本定格寿命の式:

- L:定格寿命 [km]
- C:基本動定格荷重 [N]
- P:実負荷 [N]
- fH:硬度係数(鋼球と軸受表面の熱処理に基づく)
- fT:温度係数(高温時には補正が必要)
- fC:接触係数(接触構造に依存)
- fW:荷重係数(荷重の変動と方向を考慮)
リニアベアリングの行程と往復回数が一定の場合の寿命式:

- Lₕ:寿命 [hr]
- l:ストローク長 [m]
- n:毎分の往復回数(CPM)
これらの計算式により、設計時や使用中の信頼性評価に役立ち、最適な製品選定が可能になります。

