ボールねじ検測方法
2024/01/20
# 技術情報
精密ボールねじ 転造級ボールねじ

測定1
ねじ軸の支持部軸線に対するねじ溝面の半径方向円周振れ
測定方法 1.ねじ軸の支持部をVブロックで支持します。
2.ねじ軸支持部にダイヤルゲージの測定子を当て、
ねじ軸を1回転させる。
3.ダイヤルゲージの読みの最大値を測定値とします。
 
  注意事項
  • 定盤上で水平に支持してVブロックを設置し、定盤とVブロックの底面は常に清潔に保つ。
  • ねじ軸をVブロックで支持したら、お互いに直角性を保証します。
  • 測定前にダイヤルゲージが基点(ゼロ点)を行う。
  • ダイヤルゲージはスタンドに固定します。

測定2
ねじ軸の支持部軸線に対するねじ溝面の半径方向円周振れ
測定方法 1.ねじ軸の支持部をVブロックで支持します。
2.部品取付部の外径にダイヤルゲージの測定子を当て、ねじ軸を1回転させる。
3.ダイヤルゲージの読みの最大値を測定値とします。
 
  注意事項
  • 定盤上で水平に支持してVブロックを設置し、定盤とVブロックの底面は常に清潔に保つ。
  • ねじ軸をVブロックで支持したら、お互いに直角性を保証します。
  • 測定前にダイヤルゲージが基点(ゼロ点)を行う。
  • ダイヤルゲージはスタンドに固定します。

測定3
ねじ軸の支持部軸線に対する部品取付部の半径方向円周振れ
測定方法 1.ねじ軸の支持部をVブロックで支持します。
2.部品取付部の外径にダイヤルゲージの測定子を当て、ねじ軸を1回転させる。
3.ダイヤルゲージの読みの最大値を測定値とします。
 
  注意事項
  • 定盤上で水平に支持してVブロックを設置し、定盤とVブロックの底面は常に清潔に保つ。
  • ねじ軸をVブロックで支持したら、お互いに直角 性を保証します。
  • 測定前にダイヤルゲージが基点(ゼロ点)を行う。
  • ダイヤルゲージはスタンドに固定します。

測定4
ねじ軸の支持部軸線に対する支持部端面の直角度
測定方法 1.ねじ軸の支持部をVブロックで支持します。
2.ねじ軸の支持部端面にダイヤルゲージの測定子を当て、ねじ軸を1回転させる。
3.ダイヤルゲージの読みの最大値を測定値とします。
 
  注意事項
  • 定盤上で水平に支持してVブロックを設置し、定盤とVブロックの底面は常に清潔に保つ。
  • ねじ軸をVブロックで支持したら、お互いに直角性を保証します。
  • 測定前にダイヤルゲージが基点(ゼロ点)を行う。
  • ダイヤルゲージはスタンドに固定します。

測定5
ねじ軸の支持部軸線に対する支持部端面の直角度
測定方法 1.ねじ軸の支持部をVブロックで支持します。
2.ねじ軸の支持部端面にダイヤルゲージの測定子を当て、ねじ軸を1回転させる。
3.ダイヤルゲージの読みの最大値を測定値とします。
 
  注意事項
  • 定盤上で水平に支持してVブロックを設置し、定盤とVブロックの底面は常に清潔に保つ。
  • ねじ軸をVブロックで支持したら、お互いに直角性を保証します。
  • 支持側加工変更を行う時、水平状態を維持するために軸径に合うVブロックを使用します。
  • 測定前にダイヤルゲージが基点(ゼロ点)を行う。
  • ダイヤルゲージはスタンドに固定します。

測定6
ねじ軸の軸線に対するフランジ取付面の直角度
測定方法 1.ねじ軸の支持部をVブロックで支持します。
軽予圧を付けの場合、治具を使いねじ軸とナットを同動に回転させます)
2.ねじ軸支持部にダイヤルゲージの測定子を当て、ねじ軸を1回転させる。
3.ダイヤルゲージの読みの最大値を測定値とします。
 
  注意事項
  • 定盤上で水平に支持してVブロックを設置し、定盤とVブロックの底面は常に清潔に保つ。
  • ねじ軸をVブロックで支持したら、お互いに直角性を保証します。
  • 測定前にダイヤルゲージが基点(ゼロ点)を行う。

測定7
ねじ軸の軸線に対するナット外周面の半径方向円周振れ
測定方法 1.ナットを軸の中心点に移動する。
2.ねじ軸の支持部をVブロックで支持します。
3.ねじ軸のねじ部外径をナットの近くにダイヤルゲージの測定子を当て、ねじ軸を1回転させる。 4.ダイヤルゲージの読みの最大値を測定値とします。
 
  注意事項
  • 定盤上で水平に支持してVブロックを設置し、定盤とVブロックの底面は常に清潔に保つ。
  • ねじ軸をVブロックで支持したら、お互いに直角性を保証します。
  • 測定前にダイヤルゲージが基点(ゼロ点)を行う。

測定8
ねじ軸の軸線に対する円周方向の全振れ
測定方法 1.ねじ軸の支持部をVブロックで支持します。 2.スタンドに固定する治具をねじ軸において、治具のとねじ軸の高さを同じにします。 3.ねじ軸外径にダイヤルゲージの測定子を当て、ねじ軸を1回転させたときのダイヤルゲージの読み の最大値を測定値とします。
 
  注意事項
  • 定盤上で水平に支持してVブロックを設置し、定盤とVブロックの底面は常に清潔に保つ。
  • ねじ軸をVブロックで支持したら、お互いに直角性を保証します。
  • 測定前にダイヤルゲージが基点(ゼロ点)を行う。
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